郵便を出すときに押される消印ですが、この消印で場所を特定されることはあるのか、気になったことってありませんか?
今はネット社会なのでネットで知り合った人に手紙やはがきを出すこともあるでしょう。
そうした場合、住所や地域を知られたくない時もありますよね。
この記事では消印で住んでる地域を特定できるのかと、消印の押してもらう場所は指定ができるのか、またルールなどをまとめました。
消印がない場合はどんな時なのかも合わせてお伝えしていきます。
郵便消印の場所/指定できるのか
消印を押印する郵便局
基本的には各地のポストから郵便物が回収され、一か所の収集局に集められます。
その為、どこのポストから投函されたのかは特定できません。
一定範囲のポストから郵便物が集まるため、消印の場所も指定できませんし、消印の郵便局名なども出した管轄の郵便局ではない場合もザラにあります。
一部の郵便局で、自局前のポストから差し出された郵便物には、自局で消印を押しているところもありますので、直接地域の郵便局に聞いてみるのもいいでしょう。
記念押印
✔62円以上の切手や葉書に押印する。
台紙オンリーには押してもらえません。62円以上の切手やはがきを購入しましょう。
※切手の台紙の大きさや形状は自由。切手だけでも押印可能。
✔田型印指定
切手を2枚2列の「田」の状態にして、真ん中に押す方法。
※この場合も切手は4枚で62円以上にならなければなりません。2円×4枚はNG!
✔満月印指定
1枚の切手の中心と消印の中心をほぼ同じにし、消印が切手の中に総てが収まる方法。
※切手の枚数ごとに、別の消印を押してもらうことができます。
※窓口にある種類しか押印してもらえません。
引受消印
郵便物に必要な切手が貼られている場合に消印されます。
この消印は切手と郵便物に印がかかっていないといけません。
押し方としては、切手の真下に押される場合と、真横の場合、右下の場合とさまざまですが、かならず切手とハガキや封筒、両方に印鑑がかかっています。
郵便消印ない場合とは
料金が別納の場合は、消印は押されません。
消印とは公的な証明のために押されますが、切手の再利用を防ぐという役割もあるためです。
また別の理由としては、ミスも考えられます。
消印機や手で消印を押すのですが、機械にしても手動にしてもたまに漏れがあるからです。
前の郵便物にくっついてしまったり、機械が2枚同時に送ってしまい押されなかったりと原因はさまざまです。
まとめ
消印を押印する郵便局は指定はできませんが、郵便物を出したポストが特定されることは少ないです。
どうしても確実に住所や地域を知られたくない場合は、便利屋さんや違う地域に住んでいる知人に頼んで、遠くの郵便局から手紙やはがきを出してもらいましょう。
記念押印の場所の指定は可能ですので、好きな場所に62円以上の切手を貼って押してもらいましょう。
コメント