郵便局にも高齢者のみまもりサービスがあるのをご存知ですか?
近くに高齢の親が住んでいなかったり、忙しくて小まめに連絡が取れなったりすると、心配になりますよね。
そういった時に、近所の郵便局の局員さんが高齢者宅に出向いて体調や様子を写真やメールで報告してくれるサービスなんです。
他にもこういったサービスを提供している会社もありますが、この記事では身近な郵便局が提供しているみまもり訪問サービスについての内容や料金をメインにまとめました。
郵便局見守りサービスの料金
みまもり訪問サービス:月額2,500円(税抜)
毎月の訪問時には、脳トレや健康体操などをご紹介する情報誌をご利用者に手渡しでお渡しいたします。
健康・医療・介護に関するご相談に、看護師等の専門スタッフが24時間・年中無休で対応する「24時間健康相談」も無料でご利用いただけます。引用:ゆうびん.jp
24時間健康相談が無料でついてくるのはいいですよね!
こういうオプションは無料でついていても使わないことも多いのですが、折角の機会なので使い倒した方が、健康の知恵がついたり介護についての不安なども解消できます。
みまもりでんわサービス:月額1,180円(税抜)
固定電話の場合:980円
携帯電話の場合:1,180円
応答がなかったときは、1時間以内に再度電話してくれます。
2回連続で未応答の場合は、不在結果をメールで送ってくれるシステムです。
駆けつけサービス(オプション)
ご家族向け:月額800円(税抜)
ご本人向け:月額1,800~3,100円(税抜)
駆けつけのときに生じる料金は1回につき5,000円(税抜)かかります。
対応時間は1時間以内です。
郵便局見守りサービスの内容
みまもり訪問サービス
郵便局員さんが毎月1回30分ほど、直接高齢者自宅に訪問してお話ししてくれるサービスです。
高齢者と会話をして、生活状況や様子を見てくれます。
報告はメールや郵送で知らせてくれます。
郵送は別途186円(税抜)かかるようですが、遠くに住んでいるおじいちゃんおばあちゃんは孤立しがちなので、便利なサービスですよね。
郵便局員さんが自宅に訪問した時に、生活状況確認項目である10項目(固定の基本質問項目:7項目、選択可能な質問項目:3項目)を確認してくれます。
固定基本質問はこちら⇒
Q1.最近体調はいかがですか?
Q2.最近、食事は規則的にとっていますか?
Q3.最近、良く眠れていますか?
Q4.最近どの程度、運動を行っていますか?
Q5.外出は1週間にどれくらいですか?
Q6.最近、特に日常生活で支障を感じることがありますか?
Q7.最近、心配事はありますか?
みまもりでんわサービス
決まった時間帯に電話をかけてもらえるサービスです。
しかし、録音メッセージでリアルタイムに郵便局員の人と電話できるわけではありません。
電話がかかってきた日の体調を番号で知らせます。
電話機の1~3
「1.元気です、2.いつも通りです、3.元気がありません」のいずれかを選択します。
引用:ゆうびん.jp
その後、健康情報や暮らしの情報などの日替わり音声メッセージが受話器から流れるシステムです。
メールで体調の結果報告が送られてきます。
最大で4名まで報告先に設定ができます。
個人的には手軽でいいと思いますが、これくらいのやり取りなら、お金を払ってサービスを受けなくてもいいかなとも思いました。
駆けつけサービス(オプション)
みまもり訪問サービスかみもまりでんわサービスを契約すると、オプションとして駆けつけサービスをつけることができます。
もしもの時、家族からの要請を受けて警備会社の人が駆け付けてくれます。
セコムやアルソックと提携しています。
アパート住みでもとからセコムやアルソックの機器がついていてサービスを受けることができる家庭は必要ないですね。
私も昔警備保障が付いている物件に住んでいたことがありましたが、一度も利用しませんでした。
必要ないとは言いませんが、しっかり活用できる人や安心感がほしい人はオプションでつけるといいと思います。
郵便局見守りサービスの評判
これから高齢化社会が進むにつれて需要が増えてきます。
こういったサービスの中では価格設定が安いです。
郵便局は、「みまもりサービス」ってのもやってる。
なんかあったときの駆けつけサービスまで全部含めても4,000円/月程度。
多分、コレ系のサービスでは一番安い。https://t.co/VrvTS5fojQ— OZZY-ZOWプロジェクト (@OzzyZOW) 2018年12月26日
ただ、でんわサービスは録音を流して利用者が数字で回答するという形式です。
そのため、次第にめんどくさくなったりして電話にすら出なくなる可能性が懸念されており、加入者が伸び悩んでいるとか・・・。
人間相手なら楽しみもできますが、録音を流しているだけなので毎回内容は同じになります。
そうなってくると、人によっては義務感だけで対応することになり、あまりいいものではないですよね。
大子町と郵便局が連携して、ひとり暮らしの高齢者みまもりサービスを行うようですね。
高齢化社会に、必要とされるサービスになりそう。 pic.twitter.com/6ZdteRs2r3— りくお(ニセTELUちゃん・ナイセン団・骨髄ドナーde白箱) (@hayashirikuo) 2017年4月20日
郵便局、みまもりサービスなるものやってるんだね。
まあ一番怪しまれない職業なので可能性はあるかも。
一方で、みまもりサービスを使っている人がわかってしまうと悪用されまくる可能性も。 pic.twitter.com/iTznHDSNbP
— 桂隆俊 (@taka_katsura) 2018年1月4日
郵便局見守りサービスが縮小
最初は高齢者にアップル社のipadを支給して、そこに専用アプリをダウンロードしてもらい利用する計画でした。
しかし、”採算がとれない”ことから利用者への支給を見直し、郵便局員が端末を高齢者宅へ持っていき、健康状態を家族に伝える計画に変更した。
高齢者にipadを支給しても、高齢者が使えるとは到底思えないので、サービスが縮小して逆に良かったのではないかと思いました。
まとめ
郵便局の見守りサービスは2種類あります。
『みまもり訪問サービス』と『みまもりでんわサービス』です。
オプションで『駆けつけサービス』をつけることができます。
料金も月々安価で、訪問は2,500円で電話は1,180円です。
2種類とも加入しても、月額3,680円なので加入しやすい価格設定ですよね。
安心はお金には変えれませんが、こういったサービスを利用して離れて暮らしている高齢両親に親孝行をするのもいいかもしれません。
1番は直接会いに行くのいいですが、様々な事情で様子を頻繁に見に行けない人もいます。
そういった場合はこういったサービスを検討してみるといいですね。
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